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心理学と鬱について
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苦しさの原因と結果心というと、心理学といわれるように意識や気持ちばかりのイメージがありますが、認識を受け取る働きです。心理学のテキストには視覚的な錯覚なども出てきます。つまりは視覚情報をどう受け取るかというところも心理学です。五感と意識、それが送る情報を受け取っている働きのことをさします。ここで無視しがちなのが、意識以外の五感です。心の問題だからといって、体を無視する人がいます。しかし体からの信号も心は受け取っています。24時間体制で受け取っています。その信号は誰が送ってきているのでしょうか。自分なのに自分以外の存在かのように非言語で訴えかけてきます。自分なのにおかしいですね。自分なのにその信号をコントロールすることができません。信号の発信を止めることはできません。しかしながら受信に関してはコントロールすることができるかもしれません。意識は五感とは性質が違います。無形であり、自由に操作することができます。しかしながら無形故につかみどころがないかのように思えてしまいます。しかしそんなことはありません。もっとも厄介なのは、意識の中で、「ある意識を掴めないこと」です。掴んでしまえばコントロールは可能になります。しかし、なんとなく何故かイライラする、その場合は、環境によるストレスがないのなら、確実に意識の奥底に何かが眠っています。その意識の中の暴走、苦しさを与えるイメージに対して、解釈を変えろという人がいますが、その手法は時に使えず、また、後にその解釈変更が原因となって苦しさがやってくるかもしれません。 うつ 苦しさの原因と結果
なぜ「気が狂う」「読むと精神がおかしくなる」というフレーズがよく飛び交うのでしょうか。その原因はわかっています。錯覚が取れかけるからです。よくわからないままに、みんなの意見を寄せ集めて「気が狂うらしいよ」と多数決のような決定の仕方はやめておいたほうがいいでしょう。せっかくなので、本文の内容に少しだけ触れましょう。ただ、これは内容の一部について、しかも少しだけ触れているだけですから、「内容の全部をわかったような気分」にはならないでください。 気が狂うのではなく、読んで意味がわからなければ、気が狂っています。これを読んで頭がおかしくなるのではなく、元々頭がオカシイ状態で、それが取れかける、その時にクラクラして認識がぐらつきます。しかし、それまであたりまえだと慣れ親しんできた認識の方法、解釈の方法、自我という視点が外れかけます。 本の内容を真に受ける、受けないということをいう人がいるようですが、これは実際に気が狂っている証拠です。作品がフィクションだからといって、内容の理屈までフィクションとは限りません。何をもって気が狂っていると言えるのか、それは自我という錯覚です。それが主軸だと思っている点につきます。ドグラマグラ 読解・考察