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psycho 心理

心理学と鬱について

恒常性維持機能(心のホメオスタシス)

心理的な恒常性維持機能(ホメオスタシス)が、「自分はなんてダメなんだ」と思って何かを変えようとしても、 心の恒常性維持機能が働くというのはもっともです。
狭義の恒常性維持機能は身体が単純に健康体でいようと機能することです。 自分を守ろうとするような機能である恒常性維持機能が原因で、「自分はなんてダメなんだ」と自責のストレスを感じるというのは本末転倒です。
最近では、この恒常性維持機能が心理学的に扱われ、自己啓発のような情報が出回っています。 解決策として「セルフイメージを高める」と言った類で、基準値を変更すればいいのだ、という解説がなされているのがほとんどでしょう。うまくいけばいいですが、うまくいかない場合はどうしたらいいのでしょうか。 すべての現象は、前に起こったことなどが原因となって、この瞬間に生成され、また消滅して次の原因になっています。 心理的恒常性維持機能と自責
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